残尿量と過活動膀胱は関係がある？
過活動膀胱かな？と思って病院へ行くと残尿量を検査します。
残尿量とはトイレを済ませた後に、膀胱に残っているおしっこの量です。
ちなみに、多くの男性が気にしている残尿感ですが、残尿量が多いからと言って残尿感が出たり増したりするとはかぎりません。
おしっこは残っていないのに、細菌に感染したりするとまだ残っている感じがしてしまうのです。
残尿感がある場合は、男性の場合前立腺肥大症や前立腺炎のことがありますので、早めに病院へ行きましょう。
今回は残尿量と過活動膀胱の関係をまとめましたので参考にしてください。
残尿量を調べて何がわかるの？
病院ではおしっこをする前にたまっている水分量と用を足した後に残っている水分量の両方を検査することが多いようです。
ところで、なぜ残尿量を調べるのかというと、ある程度以上の残尿があると、腎臓の病気や感染症などの病気にかかっていることがありますので、それをチェックしています。
通常でも、少量のおしっこは残っているものですが、それが50ml以上だと病気の可能性を疑います。
過活動膀胱の場合は、残尿量の違いによって治療が異なってくることも多いです。
ちなみに、残尿の検査方法ですが、エコー（超音波）で検査をします。
昔は、管を入れて残ったおしっこを出して測っていたそうですが、今ではエコーだけで残尿がわかるようになりました。
管を入れるって、結構痛そうですが、エコーだったら検査もそう怖くはありません。
残尿量が多いとわかったら
残尿が50ml以上になると治療が必要と言われています。
治療方法はその病気に応じて行われます。
過活動膀胱の場合も原因に応じて治療をすすめていきます。
過活動膀胱はおしっこを貯められないようになるのに、残尿が多いということはきちんと尿を出せていないということになります。
もしかしたら、尿閉、溢流性尿失禁などの可能性もありますので、そのための治療が必要です。
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