過活動膀胱でトイレが近い!水を飲まないと回数が減る?
過活動膀胱になってしまうと困るのが頻尿。
何度もトイレに行くのは辛いものです。
では、トイレが近いならお水は飲まない方がいい?
今回は、トイレが近くなってしまった時にどうやって水分を補給したらよいのか、またおすすめの飲み物は何かをまとめましたので参考にしてください。
男性の過活動膀胱の代表的な症状としては、急にトイレに行きたいと感じてしまい、膀胱からあふれてしまうと意識してしまって我慢がしづらいという尿意切迫感が挙げられます。
また、それと同じようにトイレが近いという頻尿や夜中に何度もトイレに起きてしまうという夜間頻尿なども症状の一つとなっています。
この状態になると、日常生活に支障をきたすようになり夜眠れなくなったりすっきりしないなどの症状が見られることもあります。
ただ、人間の生命維持活動において水分はどうしても必要となりますので摂取についてどうすればいいのか悩んでしまう人は多いです。
まず、水を飲まないほうがいいのかというとそうとは限りません。
夜間頻尿の対策法としては、夜8時以降においての水分摂取については有効になる場合もあります。
ただ、日中控えるようにしたところで頻尿が改善するわけではありません。
ですので、水分についてはむしろしっかり摂るようにしておいたほうが良いでしょう。
そして、男性の過活動膀胱対策としては薬の力を使って抑制するようにしておいたほうが望ましいとされます。
過活動膀胱でトイレが近いときの水分補給
おすすめの飲み物としては、カフェイン抜きのお茶やコーヒーなどが良いとされます。
カフェインには利尿作用があるため、過活動膀胱になっている場合にはますます症状をひどくしてしまいます。
ですので、カフェインが入った飲料についてはあまり多く摂取することは控えるようにしておくと良いでしょう。
例えば、仕事中の眠気覚ましにコーヒーやエナジードリンクを飲む方も多いですよね。
あれは、頻尿の男性には厳禁です。
まずは、それをやめてみましょう。
ちなみに、砂糖のたくさん入っている飲み物も頻尿には良くないと言われています。
では、いったい何を飲めばいいのか?
カフェインが入っておらず、利尿作用も少ないのが白湯か麦茶です。
でも、コーヒーやエナジードリンクなどに慣れている男性に、白湯はないですよね?
麦茶も飲み続けると飽きそうです。
そんな時には、探すとノンカフェインのコーヒーや紅茶なども売っていますし、コーヒーショップでも「デカフェ」と言って、カフェインを抜いたコーヒーを売っているお店もあります。
また、男性でハーブティーなどというのは抵抗があるかもしれませんが、ハーブティーや健康茶にはカフェインが含まれていないものも多いです。
黒豆茶やルイボスティー、生姜のハーブティーなど、いろいろありますので口に合うものを探してみてください。
ただ、健康茶やハーブティーには利尿作用があるものがありますので、そのあたりが心配になる方もいるかもしれません。
実際には、とりあえず健康茶やハーブティーの利尿作用を気にせず、カフェインを抜いたら頻尿が軽くなったという方もいます。
また、健康茶やハーブティーには体を温める作用があるものもあり、冷えるとよくない頻尿にも役立つ可能性があります。
それに、そういっていたら飲むものはやはり白湯か麦茶しか選択肢がなくなりそうですので、まずはカフェインを気にして飲み物を選んでみてください。
それから、アルコール飲料も同様に利尿作用を強めてしまう飲み物ですのでこちらも控えるようにしておきましょう。
特にウーロンハイはお茶のカフェインとアルコールの利尿作用があわさることになりますので、注文するのはやめておいたほうが良いといえます。
まあ、お酒を飲むとトイレが近くなるのは過活動膀胱でなくても同じですので、飲むときはあきらめる心構えも必要です。
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