過活動膀胱は主に薬での治療が行われます
過活動膀胱の治療には主に薬が使われます。
他にも行動療法をするように指導されますが、まずは薬で改善を目指すことが多いです。
その際に、気になるのが副作用です。
今回は、薬の副作用について、便秘やめまい、耳鳴りなどの症状が出たりするのかなどをまとめましたので参考にしてください。
過活動膀胱は、日常的に尿意の切迫感がある状態で、日中だけでなく夜間にも頻尿を起こす事が多い症状となっています。
またその尿意は突然訪れ、さらに我慢できない程強く感じる場合もあり、尿漏れにつながってしまう場合もあります。
その改善法の一つが投薬治療で、薬を服用する事によって膀胱の収縮を抑えたり、膀胱そのものの容量を増やして尿を貯めやすくしたりします。
ただ、薬は体の症状くを改善する役割が期待出来ますが、それに伴い副作用が出てくる場合があります。
過活動膀胱の薬の副作用
男性の過活動膀胱の薬を利用した場合の副作用として最も多く報告されているのが口内の乾燥です。
口の中がかなり乾いた状態になってしまう、乾いた感じになってしまうというものです。
また人によっては、それ以外にも便秘やめまい、耳鳴り等を感じる場合もあります。
例えば便に関して言えば、尿と便は同様に副交感神経の方が交感神経よりも優位に立った場合に排出される事になります。
薬を服用する事で、交感神経の方を優位に立たせた状態にする事が出来、その結果頻尿を抑える事に繋がります。
しかし交感神経が優位になっているという事は、尿だけでなく便も抑えられた状態になってしまう為、なかなか排泄し辛い状況になってしまいます。
これが副作用として便秘が起きてしまう仕組みです。
この症状は薬を服用した場合に予想される副作用ですが、通常はあまり重症化する事は無く、それ程日常生活に支障をきたしてしまうという事も有りません。
しかし人によって体質が違っており、薬に対しての反応も違っています。
時には尿が全くでなくなってしまったり、酷い便秘やめまい、耳鳴りがするようになってしまう可能性もあります。
重い副作用が出る場合は滅多にないのですが、まずは初期症状に十分気を付けるという事、さらにその症状が続きそうであれば、直ぐに医療機関に行って診察を受けるようにします。
現在過活動膀胱炎の薬の研究開発は進んでおり、従来の物よりも副作用が出にくいタイプの開発も行われています。
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