男性の過活動膀胱 病院と治療薬や骨盤底筋運動、膀胱訓練を組み合わせて治療

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男性の過活動膀胱 何科の病院へ行く?

 

過活動膀胱とは、膀胱の働きがうまくいかなくなり、尿が溜まっていないのに尿意があり我慢できない、日中や夜間問わず頻尿になったり、時には我慢が効かずに尿が漏れてしまうこともある病気です。

 

40歳以上の男女の8人に1人が過活動製膀胱の症状を持っていて、決して少ないとは言えない病気なのですが、治療を受けられている方は1〜2割に過ぎないと言われています。

 

原因は脳梗塞や脳出血などの脳血管性の病気やパーキンソン病、加齢や筋力の低下などがあげられますが、はっきりとはわかっていません。

 

男性においては前立腺肥大症も原因の1つになります。

 

 

 

過活動膀胱かな?と思ったとき、何科に受診すると診てもらうことができるのか?

 

少し抵抗があるかもしれませんが泌尿器科が専門となります。

 

男性は、前立腺肥大症が原因により過活動膀胱になっている場合があるので、できるだけ泌尿器科に受診するほうが良いです。

 

 

女性の場合、どうしても嫌という場合は、内科や婦人科でも対応してくれることもありますができれば泌尿器科が良いでしょう。

 

もし近くにウロギネ科(女性泌尿器科)というのがあればラッキーです。

 

そちらは尿もれや頻尿などの専門の婦人科となります。

 

 

 

それでもどうしても受診できないという方は、あまりお勧めはできませんが市販薬も発売されています。


病院での過活動膀胱の検査と診断

 

一般的に病院での検査は、尿検査・エコー検査・尿の量の検査が行われ診断されます。

 

また8回以上トイレに行く・夜間頻尿で夜間に1回以上トイレに起きる・急に尿がしたくなる・尿失禁してしまうなどなどの症状も診断時の情報となりますので、問診時には、恥ずかしがらずにしっかり医師に話しましょう。

 

ちなみに体の冷えや精神的ストレスによる場合の頻尿は過活動膀胱ではなく、服用する薬が違ってきますので、問診は本当に大事なのです。

 

診断され、治療を開始後は、比較的若い方は行動療法・薬にしても効果が出やすいですが、もともと持っている病気によってはすぐに改善が望めるわけではありません。

 

医師としっかり相談しながら治療を進めていきましょう。

 


過活動膀胱の治療 膀胱訓練や骨盤底筋訓練、治療薬

 

では、どのような治療法があるのでしょうか。

 

尿意を数分程お尻の穴に力を入れて我慢すると言った膀胱訓練や骨盤底筋訓練のような行動療法もありますが、過活動膀胱の治療薬も発売されています。

 

抗コリン薬(ベジケア・デトルシトール・ステーブラ・ウリトス・バップフォー・ポラキス)・β3アドレナリン受容体作動薬(ハルナール・エブランチル・アビショット)というものがあります。

 

抗コリン薬では、最近ネオキシテープという、皮膚に1日1回皮膚に張るタイプの薬も発売されています。

 

内服薬に比べて、時間の経過とともに血中濃度を一定に保つために、内服薬より1日1回交換を忘れなければ、より持続して効果が得られる、また高い頻度で現れる口が乾くと言った副作用が少ないと言われています。


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