男性の過活動膀胱の重症度の目安

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男性の過活動膀胱と重症度

 

男性の過活動膀胱、どのくらいが軽度でどのくらいが重症なのでしょうか?

 

今回は、過活動膀胱かどうか、またその重症度を知る目安となるチェック表(過活動膀胱症状質問票OABSS)を紹介します。

 

質問数も4問と非常に手軽にチェックができますよ。

 

 

 

室内に居るときでも外出先でも、急に尿意があらわれて我慢できないことや、昼間や夜間の就寝中にトイレに行く回数が増えてきたと感じる方、尿意が突然きたためトイレに行くまでに尿が漏れてしまったという経験をお持ちの方がいらっしゃることでしょう。

 

このような症状は、過活動膀胱の可能性があって、男性の過活動膀胱の場合ですと、前立腺肥大症の疾患がある方に多くみられます。

 

神経のトラブルが起こっていることで過活動膀胱になる方もいるといいます。

 


過活動膀胱の重症度は質問票(OABSS)で確認できます

 

医療機関を訪れて医師の診療を受けられますと、男性の過活動膀胱であるかを判断するために用いられます、過活動膀胱症状質問票(OABSS)と呼ばれる、チェックシートによる問診が行われています。

 

こちらは点数形式になっており合計点数で重症度を知ることができます。

 

インターネットのサイトでは、この過活動膀胱症状質問票(OABSS)のチェックシートを提供しているところがありますから、参考にされてはいかがでしょう。

 

 

4つの質問があって、例えば「朝起きた時から寝る時までに、何回くらい尿をしましたか」という質問に対して、7回以下又は、8〜14回又は、15回以上のどれかを選択していきます。

 

それぞれに点数が設定されていて、この他3つの質問すべてに該当するものを選択し、それぞれの点数を加算していきます。

 

質問項目の「急に尿がしたくなり、ガマンがむずかしいことがありましたか」で、週に1回以上という頻度に該当して、すべての合計点数が12点を超える場合ですと、重症と判定されることになっています。

 

こちらのサイトでは、チェックを入れると自動的に計算してくれて、すぐに軽症、中等症、重症がわかるようになっていて便利です。

 

 

日本光電過活動膀胱チェックサイト

 

 

 

そこで注意しておきたいことが、自身で過活動膀胱症状質問票(OABSS)のチェックシートで確認される場合には、この点数のみで男性の過活動膀胱と判断をしないようにしましょう。

 

あくまでも重症度の目安になりますから、必ず医療機関に足を運ばれて、専門医の診療を受けてください。

 

身体の変化に気づいたなら、早めに受診して適切な治療を始めるようにしましょう。


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