男性の過活動膀胱は50代以上に多い
トイレにいきたくてたまらないということが、頻繁に起こることで、かなり精神的に追い込まれることがあります。
それもさっきいったばかりなのに、もう行きたくなってしまったと、いつもトイレのことばかり考えているのは、憂鬱です。
家にいたりトイレがそばにあればまだいいのですが、トイレがどこにあるかわからないというときは、不安でたまらなくなります。
このようは症状が過活動膀胱と呼ばれています。
その中でも男性の過活動膀胱は50代以上の人に多いといわれています。
過活動膀胱と前立腺の問題や、膀胱炎というのは似たような症状がおこるので、きちんと検査をすることが必要です。
膀胱炎は膀胱だけの問題でおこりますが、過活動膀胱というのは、脳と膀胱の神経伝達異常によってもたらされるものです。
膀胱の筋肉が自分の意思とは関係なく収縮してしまうことで、実際には尿がたまっていないのに強い尿意を感じてしまうというものです。
過活動膀胱になることで起こる2次的な問題
日中だけでなく就寝時にも尿意を感じるので、いつもトイレに起きなくてはならず睡眠不足になってしまったり精神的に追い詰められてしまう人もいます。
過活動膀胱によって二次的におこる合併症は、うつや感染症や脱水症などがあげられます。
すぐトイレにいくのがつらいために水分を控えてしまう人がいます。
その結果として脱水症になるケースがあります。
過活動膀胱は膀胱が悪いというよりも伝達異常になっているので自力で治すというよりも正しい診察と治療方法によって劇的に治る可能性があります。
自己判断で水分を減らしてしまうというのは危険なことです。
さらには外出が好きだった人も、トイレが気になるのがいやで外出を減らしたり、うつ傾向になってしまう人もいます。
自分でどうにもならないと思うくらいでしたら泌尿科で診察をうけ、また心療科のアドバイスも受けて正しい治療を受けたほうが改善するスピードも速いです。
まずは自己判断をしないで、病院にいくことからはじめていくといいでしょう。
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