男性の方が過活動膀胱になりにくい?男女の差はどうなっているのか?

MENU

男性は過活動防にならない?

 

トイレの回数が多くて、毎日トイレばかり言っている感じがする。。。

 

最近では、急にトイレに行きたくなり、トイレに駆け込む、しかも間に合わないで漏らしてしまう。。。

 

などという男性は、何かの病気になっているのではないかと心配になっているのではないでしょうか?

 

こういった症状が出ている場合、過活動膀胱になっている可能性があります。

 

 

でも、過活動膀胱って女性の病気じゃないの?と思われる方もいると思います。

 

さて、男性は過活動膀胱にならないのでしょうか?

 

男女で違いはあるのでしょうか?

 

この記事では、男性は過活動膀胱にならないのか、また男女比などについて書いています。


女性の方がトイレのトラブルが多いと思われるわけ

 

まずは、出産がきっかけでトイレのトラブルが始まる女性が多いということがあります。

 

子どもを産むときに膀胱などを支えている骨盤底筋が痛んだり伸びたりしてしまうことが原因となることがあります。

 

年を取ることでも骨盤底筋が衰え、年齢とともに悩む方が増えます。

 

 

また、女性がなりやすい膀胱炎が原因で過活動膀胱になることもあります。

 

 

そんなことから、女性の方が過活動膀胱になりやすいと思われています。

 

 

 


実際に過活動膀胱の男性は少ないのか?

 

実際のデータを見てみますと、古いデータではありますが、2002年のデータで、

 

 

40歳以上の7、8人に1人が過活動膀胱

 

40歳までは過活動膀胱の症状がある女性が多い

 

50歳以上は男性の方が多くなる。

 

 

ということがわかりました。

 

結局は、男性も女性も過活動膀胱になるというわけです。

 

 

古いデータしか見つけられませんでしたが、その当時810万人ほどの過活動膀胱の方がいるとされています。

 

しかも、今ほど認知度が高くない時ですので、今ではもっとたくさんの方が症状に悩んでいると考えられます。

 

さらに、誰にも相談できずにいる、隠れ患者さんもかなりいるとみられ、その数は結構な数になります。

 

年齢を重ねていけば、周りに一人は同じ悩みを抱えている状態です。


過活動膀胱の男性が50歳以降で増えるのはなぜ?

 

その理由は、年とともに男性に増えていく前立腺肥大症があります。

 

過活動膀胱の原因には、けがや病気、ストレス、自律神経の乱れなどもありますが、50歳を超えると前立腺によるものが増えるというわけです。

 

前立腺肥大症は生活習慣やホルモンの関係で起こるので、すべての男性がなるというわけではありませんが、患者さんが多くなっていきます。

 

もちろん、50歳になる前は患者さんがいないというわけではなく、その前から他の原因などで症状が出る方もいます。

 

 

 

以上、男性の過活動膀胱についてみてきましたが、年齢に関係なく患者さんがいることがわかります。

 

想像するとつらいですが、高校生で過活動膀胱になるという男の子もいます。

 

ですので、男性だからと言って過活動膀胱にならないということはないということです。

 

もし、自分がなっているかもしれない。。。と思ったら、医者にかかるなどして対策をとっていってください。


関連ページ

男性の過活動膀胱炎とは
男性の過活動膀胱炎(正しくは過活動膀胱)とは一体何なのか?まとめましたので疑われる方は参考にしてみてください。過活動膀胱という言葉は比較的新しくできた用語です。そのため、まだ一般的になっていない言葉でもあります。頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁などの症状が合わせて出ていることを言いますが、ここではそれらを詳しく説明しています。
男性の過活動膀胱炎とチェックリスト
男性の過活動膀胱炎(正しくは過活動膀胱)の主な症状とチェックリストについてまとめました。過活動膀胱というと頻尿や尿意切迫感、切迫性尿失禁などのつらい症状があります。男性の場合、前立腺肥大症が原因ということもあります。ただ、自分で判断するのも難しい。ということで、一般的に過活動膀胱の判断に使われているチェックリストも紹介します。
男性の過活動膀胱の原因とは?
男性の過活動膀胱の原因をまとめた記事です。過活動膀胱の原因には神経性のものと非神経性のものがあります。また、男性特有の前立腺肥大症も過活動膀胱の原因となります。つらい症状を何とか改善するには、まず原因を探ってみてください。
男性の過活動膀胱炎 原因と前立腺肥大症
過活動膀胱。膀胱がコントロールできずトイレのトラブルが起こる困った病気です。昼間でも夜でもトイレが近くなる頻尿や急にトイレに行きたくなり我慢できない尿意切迫感、そして我慢できずに漏らしてしまう切迫性尿失禁。どれも日常生活では深刻な悩み、にもかかわらず誰にも相談できない恥ずかしい悩みでもあります。このサイトでは男性の過活動膀胱を改善するための知識や対策、体験談などを集め、症状を治していくためのサイトです。
頻尿の男性とその原因 過活動膀胱との関係
男性の頻尿にはいくつか原因があります。この記事では、頻尿の原因についてまとめています。男性の頻尿の原因には過活動膀胱や前立腺肥大症などがあります。また両方を併発しているケースもあります。頻尿を治すときにもそれぞれの原因を知っておくと、改善しやすいですので参考にしてください。
過活動膀胱と低活動膀胱の違いは?低活動膀胱の原因と対策
40代以上の人に多い過活動膀胱。似たような膀胱の病気に低活動膀胱というものがあります。低活動膀胱はキレが悪い、尿が残る、時間がかかる、勢いがないなどの症状がでます。今回は、この2つの違いについてまとめましたので参考にしてください。
男性の過活動膀胱と間質性膀胱炎の違い
男性にも女性にも多い過活動膀胱と女性がかかりやすい間質性膀胱炎の違いやげんいんについてまとめました。両者は異なる原因で起こる病気ですので、自己判断せずに病院にかかることが大切です。
椎間板ヘルニアになり過活動膀胱になりました。原因と対策を教えてください。
男性の過活動膀胱の原因にはいろいろありますが、椎間板ヘルニアで過活動膀胱になることもあります。どうしてヘルニアで過活動膀胱になるのか、その原因と対策、注意点をまとめましたので参考にしてください。
冬、寒いとトイレが気になる!男性の過活動膀胱は季節に関係ある?
冬寒いとなんだかトイレが近くなりますよね。男性に限らず、体が冷えるとトイレが近くなります。そんなことから、頻尿がいつもよりひどいと感じる方も多いようです。では、過活動膀胱の症状は季節によって変わってくるのでしょうか?その辺のことをまとめましたので参考にしてください。
冷えで過活動膀胱になることも?!冷えと過活動膀胱の関係と体を温めるメリット
冷えは女性に多いと思われがちですが、男性でも知らずに体が冷えていることがあります。過活動膀胱になると頻尿などの症状が出ます。寒いとトイレが近くなるように、冷えによって症状が悪化することも考えられます。男性でも冷えないように気を付け、体を温かく保つように気を付けましょう。
男性の過活動膀胱を放置しない方がいい理由
過活動膀胱になると頻繁にトイレに行く、急に尿意が襲ってくるなどの症状に悩まされます。いきなり症状が出る方もいますが、たいていの場合初期では気になる程度でだんだん悪化していきます。今回は、過活動膀胱をほおっておかない方がよい理由をまとめました。
過活動膀胱かも。。。そのまま放置しておいても大丈夫?悪くなることは?
男性の過活動膀胱を放置してもいいのか?また悪化することはあるのかまとめましたので参考にしてください。なかなか病院へ足が向かない男性は、このまま放っておいてもいいのだろうか。。。と悩んでしまうこともあるかもしれません。そんな時は、この記事を読んで、参考にしてみてください。
男性の過活動膀胱になることで、2次的に起こる病気。
過活動膀胱になると日常生活に困ったことが起きて来てしまいます。そのため、頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁といった過活動膀胱の症状が原因で脱水症状やうつになってしまう方も少なくありません。
椅子に座り続けると男性の過活動膀胱は悪化する?座り仕事の男性の過活動膀胱対策
座り仕事の男性は同じ姿勢でいる時間が長いですよね。過活動膀胱になっている場合ですと、座りっぱなしの姿勢が症状を悪化する可能性があります。今回は、その理由と対策をまとめました。やはり、定期的に体を動かしたり運動をするのがいいようです。
男性の過活動膀胱による切迫性尿失禁で水の音を聞くと我慢できない。なぜ?どうすればいい?
過活動膀胱になると、急にもよおして漏らしてしまうという切迫性尿失禁になることがあります。また、切迫性尿失禁になると水の音を聞いただけとか、手を水で洗っただけなどでトイレに駆け込む症状が出ることがあります。今回は、切迫性尿失禁が起こるわけやなぜ水に関係して起こるのか、その対策をまとめましたので参考にしてください。
男性の過活動膀胱の重症度の目安とチェック表
男性の過活動膀胱、どのくらいが軽度でどのくらいが重症なのでしょうか?今回は、過活動膀胱かどうか、またその重症度を知る目安となるチェック表を紹介します。(過活動膀胱症状質問票OABSS)質問数も4問と非常に手軽にチェックができますよ。