過活動膀胱は年齢が上がると男性の数が多くなる
急に我慢できないような尿意が起こったり、トイレが近くなるケースは少なくありません。
このような症状は、過活動膀胱が原因かもしれません。
過活動膀胱は、尿をためている膀胱の機能障害のひとつで、排尿筋が収縮することで、急に尿意が起こるのです。頻尿の症状がある人は日本でも数多く存在しますが、その中には過活動膀胱で悩んでいる人もいます。
加齢も影響するので、年齢を重ねるほど患者数は増加します。
男性でも女性でも起こる病気なのですが、50代以降になると、男性の数が多いという傾向があります。
男性の過活動膀胱はどうしてなるのか?
過活動膀胱の原因は人によって様々ですが、脳と尿道をつないでいる神経のトラブルによるものと、それ以外のものに分けることができます。
男性の場合、前立腺肥大症が関係しているケースがあります。
男性は、尿道の奥の部分が前立腺に囲まれています。
年齢が上がると、前立腺が大きくなって、前立腺の中を通っている尿道を押しつぶし尿の出が悪くなることがあるのです。
この症状が、前立腺肥大症です。
前立腺肥大症によって、尿が出にくくなり、無理に尿を排出しようとすると負担がかかります。
そして、少しの刺激でも膀胱が過剰反応を起こすようになり、その結果、頻尿の症状が出てくるのです。
膀胱の神経が過剰に反応して起こるケースや、原因を特定することができないケースもあります。
原因を特定できないケースでは、複数の原因が絡んでいることが多いのです。
病院で治療する場合は、泌尿器科を受診します。
泌尿器科へ行くことに抵抗がある場合は、内科で診察を受けることも可能です。
紹介状を書いてもらえば、専門医がいる病院で治療を受けることもできます。
頻尿の症状などを確認して、病気かどうかの判断をします。
過活動膀胱を改善した成功体験談を見てみると
いろいろな男性の成功体験談を読んでみると、薬で過活動膀胱の症状が改善された人が少なくありません。
病院に行って薬を処方してもらい、薬を飲み始めたところ、1ヶ月もたたないうちに、ひどかった頻尿症状を感じなくなったという人もいます。
仕事を中断して、頻繁にトイレに行っていたのが、トイレに行く回数が減ったと喜んでいる人もいます。
頻尿の症状が恥ずかしいと思って、人知れず悩んでいる男性は少なくありません。
しかし、
専門医であれば、正しい治し方で治療を行うことができます。
ですから、過活動膀胱の気になる症状が出ているならば、できるだけ早く病院へ行き、専門医の診察を受けることが大事です。
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