男性の過活動膀胱が悪化すると手術が必要?手術のメリットデメリット

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過活動膀胱の治療はまずは薬で

 

過活動膀胱も初期の症状はまだ我慢できるもので、医者に行かずに様子を見る方が多いです。

 

ただ、症状は徐々に悪くなっていくので、実際にすごく悪いことに気づかない、病院へ行かずに我慢してしまう男性もいます。

 

しかし、最終的に手術になる可能性もありますので、早めに病院へ行く方がいいでしょう。

 

 

 

加齢とともに体の機能は衰えが見えてきますが、男性、女性とも尿トラブルの悩みを抱える人は多くなっています。

 

トイレが近くなる、急に我慢できない尿意が発生する、そして我慢できずに漏れてしまうなどその症状も人それぞれ違いがあります。

 

こうした症状を過活動膀胱とも呼びますが、尿トラブルのため思うように外出ができない、よく眠れないなどの悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

まず、女性の過活動膀胱は骨盤底筋の衰えによるところが多く、男性の場合は前立腺肥大症に関するものが多くなっています。

 

過活動膀胱の男性の治療方法も知っておきたいですが、まず前立腺が肥大すると尿道が狭くなり尿が出にくい、少しずつしか出ない、膀胱に尿がたまっているために何度もトイレに行きたいなどの問題が出てきます。

 

こうした症状を改善するには薬物による治療も役立ってくれます。

 

薬物の治療では自立神経などの緊張で固くなった尿道をリラックスさせて排尿をサポートしてくれる薬や男性ホルモンを抑制するタイプがあげられます。

 


過活動膀胱の原因前立腺肥大症は手術が必要なことも

 

そして薬だけでは良い改善が得られない場合は手術も検討していくこととなります。

 

手術というと開腹の必要があるというイメージもありますが、必ずメスを使うというわけではなく内視鏡手術なら肥大した前立腺をレーザーや電気メスで切除していくことができます。

 

そして、内視鏡では対応できない場合は開腹手術で前立腺を摘出していくこととなります。

 

 

 

手術を利用するメリットは、薬では良い結果が出なかったという人もしっかりと悩みを改善できるということがあげられます。

 

デメリットも考えておきたいですが、開腹手術の場合は入院の必要があること、ダウンタイムが長くなることがあげられます。

 

(ダウンタイムとは普段の生活に戻るまでの時間のこと)

 

そして前立腺が大きい場合は治療にそれだけ時間もかかるということは理解しておきましょう。

 

過活動膀胱の男性の場合も症状や原因はそれぞれ違いがありますので、まずは医療機関に相談し、最適な治療を選んでいきましょう。

 


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