過活動膀胱をほおっておくと尿閉になることはあるのか。対策や注意点

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過活動膀胱の特徴や原因

 

過活動膀胱とは尿を出す際に、急に尿意をもよおし場合によってはトイレまで我慢できず途中でもらしたりする症状です。

 

しばしば夜間頻尿を伴います。

 

就寝中は通常0回とされているので夜間に数回尿意をもよおすようであれば過活動膀胱を疑ったほうがいいですね。

 

 

原因は男女では解剖学上構造が違うので原因も違う点が多いようです。

 

女性の場合には骨盤底筋の老化によるものが多いとされます。

 

過活動膀胱の男性の場合、その原因としては脳卒中の後遺症として、神経と筋肉の伝達経路が傷害されている等の神経因性のものと、前立腺肥大症等により尿路が狭くなっている非神経性のもの、の2点を原因とする場合が多いようです。

 


過活動膀胱をほおっておくとどうなる?尿閉になる?

 

いずれにせよ過活動膀胱を放置しておくとどうなるのでしょうか。

 

 

例えば前立腺肥大症を原因としている場合、肥大が進行すれば尿路が閉塞してしまい尿閉にまで進展することはありえます。

 

つまり、過活動膀胱を放置すれば尿閉にまで至ることは十分ありえます。

 

ひとたび尿閉になると尿が出ないだけにとどまらず、急激な腹痛発作を伴い、さらには腎機能も障害をきたし最終的には命の危険すらありえます。

 

 

 

以上を踏まえると、たかだか尿のトラブルごときと放置することは得策ではありません。

 

命の危機にまで至らなくても生活の質は著しく低下します。

 

過活動膀胱を抱えたままでは、満足に旅行どころか少しの買い物に出かけるにも躊躇してしまうことになります。

 

やはり何らかの対策を考える必要があります。


過活動膀胱が疑われたら病院へ

 

過活動膀胱の症状が出ていたら、まずは医師の診察を受け原因を特定させることから始めましょう。

 

原因が神経性のものか否かで治療法は異なりまるので、原因を特定してもらいましょう。

 

年を取れば多少尿の切れが悪くなったりするのは仕方ない、と自己判断して放置するのは危険です。

 

前立腺肥大ではなく前立腺がんが隠れている可能性もあるからです。

 

受診の際には排尿状態を日誌にまとめたものを持参するのも原因特定の一助になるので、毎日記録をつけるのも有用です。

 

過活動膀胱をうまくコントロールして、快適な毎日を手にしましょう。


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