男性の過活動膀胱と尿漏れの関係

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過活動膀胱が進むと男性でも尿漏れが起こることも

 

過活動膀胱の男性の中には尿漏れがある方とない方がいます。

 

過活動膀胱だから尿漏れがあるとは限らないのですが、ほおっておくと尿漏れが起こることがあります。

 

ひどくなると切迫性尿失禁といって、急にもよおしトイレに駆け込むがぎりぎり間に合わないという困った症状が出てしまいます。

 

切迫性尿失禁は過活動膀胱を改善していくにつれて収まってきますので、まずはそちらのの改善を目指しましょう!

 

 

 

女性に多いと思われている過活動膀胱ですが、40代を過ぎたあたりから男性にも増えつつあります。

 

その症状としては尿意を感じて一晩に何度も目を覚ましてしまったり、急に尿意を感じて我慢できないほどになるなどがあります。

 

また男性の過活動膀胱は、ひどくなると尿漏れが起こることがあります。

 

 


過活動膀胱で尿漏れが起こる原因

 

若い頃はたくさん運動してもあまり疲れなかったのに、年齢を重ねると同じ運動量でもより疲れを感じるようになるのと同じように、筋肉も衰えてきます。

 

排尿する時は筋肉の力も使っているので、筋肉が衰えるといることは尿を留めておく力が弱まり尿漏れの原因となることがあります

 

 

排尿筋は膀胱の筋肉で伸びたり縮んだりすることでおしっこを貯めたり出したりします。

 

しかしこの筋肉が衰えるとスムーズな排尿を行えなくなります。

 

 

また、膀胱の血流の流れが悪くなることも原因の一つです。

 

血流がわるくなり膀胱がゆっくりと大きく動けなくなることで過活動膀胱の症状を引き起こします。

 

血流が悪くなる動脈硬化の症状は、男性の過活動膀胱だけでなく脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす恐れがあります。

 

そのため過活動膀胱による尿漏れの症状を防ぐ為にも、動脈硬化に効果的な水分の補給や適度な運動が必要になります。

 

 

また、突然笑ったり立ち上がったりくしゃみをした時などに起こる尿漏れは、骨盤底筋の緩みによって引き起こされます。

 

骨盤底筋が緩むことで、膀胱と尿道の筋肉のバランスが乱れて過活動膀胱による尿漏れが起こります。

 

 

 

特に男性には前立肥大症があり、尿道を圧迫してしまいます。

 

前立肥大症は加齢と共に悪化するのでますます尿道を圧迫して男性の過活動膀胱による尿漏れを進行させてしまいます。

 

 

 

男性の過活動膀胱は、筋肉の衰え、前立腺肥大症、骨盤底筋の緩みなど様々なことが原因で引き起こされて尿漏れにつながります。

 

普段から適度な運動や膀胱の筋肉の訓練を行うなどして予防、改善することが大切です。

 

また早めに適切な薬を処方してもらうことで改善しやすくなります。


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