過活動膀胱と夜間頻尿の関係とむくみ
男性の過活動膀胱の症状として、頻尿や夜間頻尿があります。
しかし、頻尿や夜間頻尿があるからといってすべてが過活動膀胱だとは限りません。
実は、夜間頻尿は過活動膀胱との関連が定かではないという説もあり、浮腫みが原因となっているケースもあるといわれています。
浮腫みは足や手、顔などがパンパンになってしまうもので、その原因は体内の中の余分な水分です。
塩分や水分の過剰摂取、筋力不足で血流やリンパの流れが低下していると、余分な水分の排出が間に合わずに細胞の隙間に溜まってしまいます。
特に立ち仕事をしていると、重力によって身体の中の水分が地面に向かって引っ張られますので、足の浮腫みを感じている人が多いのが特徴です。
酷い人は痛みを感じる事もあります。
朝は何ともないのに、夕方になると靴がきつくなってしまったり、靴下のゴムの痕が足にしっかりと残っているというような場合には、自覚がなくても浮腫みが生じていると考えられます。
むくむと夜間頻尿になる理由とは？
そのまま排出されずに身体の中の残っている浮腫みの原因となった水分は、夜、寝るときには布団やベッドで横になるので重力の影響が弱くなり、血液が身体中に流れやすくなりますので足に溜まっていた水分も場所を移動します。
重力によって地面に引っ張られていた体勢が変わりますので、水分が体の中を移動するようになります。
この水分の排出を眠っている間に身体が行うことが原因で、夜間頻尿になってしまうといわれています。
浮腫みの改善を行うためには、運動を行うことが大切です。
特に歩いてふくらはぎを使うと、足先に溜まった血液や水分を心臓に送り返す役割を行ってくれます。
また、塩分の過剰摂取や水分の摂り過ぎを控えたり、お風呂にゆっくりと浸かって血行を促進する、足のマッサージを行うことも浮腫みを改善し、夜間頻尿を防ぐ効果が期待できます。
しかし中には心不全の症状として浮腫みが現れている可能性もありますので、自己判断は行わずに病院できちんと検査を受けることも大切です。
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