過活動膀胱はなんとかして治したいですよね
過活動膀胱になる日常生活でもかなり大変なことが増えてきます。
たとえば、切迫性尿失禁でしたらおむつをして毎日過ごす方もいますし、外に出る気力さえなくなってしまう方もいます。
何度もトイレに行くので、会社でも白い目で見られたりすることもあるでしょう。
そんな、過活動膀胱はなんとしてでも治したい!と思うのが普通です。
では、過活動膀胱を完治させることはできるのでしょうか?
また、治すまでにかかる時間はどれくらいなのでしょうか?
まとめましたので、参考にしてください。
まずは病院へ行くのが完治への近道
よほど軽い過活動膀胱でしたら、自力で治すということもできるようですが、できることならば病院へ行くのがいいでしょう。
過活動膀胱と言っても原因はいろいろありますし、人によってどうやって対策していったらよいのかが違うからです。
男性の場合、前立腺肥大症があるならばその治療も必要ですし、神経の障害で起こっている場合は違った対処が必要です。
また、ストレスや神経性のものですと心のケアがいりますし、前立腺炎や膀胱炎でしたら薬が必要です。
病院へ行くにしろ、行く時間がないにしろ、治療をしていくには薬と行動療法を行います。
薬の場合、決められた期間飲み続けると改善していくことも多いです。
その他にも、膀胱訓練や骨盤底筋体操、生活習慣の見直しなどで改善していきます。
また、薬が効かない場合は、別の種類の薬に変えることもします。
過活動膀胱の薬には何種類かあり、症状や原因に応じて選びますので、使える薬や使えない薬もあります。
薬が効かない時には電磁治療を試すこともあります。
薬が効いた人でも、飲むのをやめたらもとに戻ることもありますので、併せて行動療法を行うことでより改善が望めます。
過活動膀胱が治るまでの期間は?
処方された薬で1,2か月で改善する人もいますが、過活動膀胱の進行具合によって治るまでの期間は異なります。
原因となる病気によっても期間は違ってくると言えます。
根本の病気が治療しづらいものですと、過活動膀胱の治療も長くなります。
例えば進んだ前立腺肥大症や前立腺炎の場合、その治療が長くかかりますので、過活動膀胱が治るのも時間がかかるということになります。
目安として述べておきますと、薬で症状が回復されるのにたいてい1、2か月と言われています。
薬が効かないこともありますので、そんな時には違う薬を試すのでさらに長くかかります。
ですので、早くて数か月、長くかかると数年という期間がかかると考えておきましょう。
比較的早く治っている方の話を見てみますと、薬だけに頼らず、運動や食事に気を付けて行動療法もしっかりと続けている人が多いようです。
自分の体が何を必要としているのか、確かめて治療に当たると改善もしやすいのではないでしょうか?
以上、過活動膀胱を治すのに必要な期間についてまとめました。
年齢とともに過活動膀胱の患者さんは増えていきます。
今、完治に向けて治療を続け、そのあとも予防をしていくことも忘れないようにしましょう。
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