男女を問わず悩んでいる過活動膀胱
過活動膀胱になり病院へ行っているけれど、なかなか改善されていかない。。。と悩む方も多いです。
そんな患者さんに使われているのが、低周波治療です。
電気による刺激で骨盤底の筋肉を鍛えて尿漏れや頻尿を改善していく方法です。
今回は、この治療法についてまとめましたので参考にしてください。
もちろん、男性にも使えますし、効果が見られる言われていますよ。
男女を問わず過活動膀胱で悩んでいる人が増えています。
過活動膀胱は、40歳以上の8人1人がかかると言われている病気です。
過活動膀胱を発症すると、強い尿意を生じて、我慢できずに漏らしてしまうケースもあります。
朝起きてから夜眠るまでに、8回以上尿の排出のためにトイレに行く場合、頻尿と呼ばれます。
過活動膀胱は、頻尿だけでなく、尿失禁の症状が出ることもあります。
低周波治療の前に行う過活動膀胱の主な治療
過活動膀胱の原因は様々ですが、脳と膀胱を結んでいる神経のトラブルが原因の神経因性のものと、それ以外の原因で起こる非神経因性のものがあり、多くの非神経因性のものなのです。
頻尿の症状が出た場合、まずは泌尿器科を受診することになります。
泌尿器科がない場合は、内科で診察を受けることもできます。
過活動膀胱だと診断された場合、主な治療法は、薬物療法や膀胱訓練となりますが、低周波治療や磁気治療を行うケースもあります。
薬物治療は、内服薬を使います。
頻尿で悩んでいる人の場合、膀胱訓練を行う人も少なくありません。
膀胱訓練とは、トイレを我慢する訓練で、初めは数分程度の訓練から初めて、徐々に我慢する時間を延長していきます。
膀胱訓練の効果には、個人差があります。また、専門医による指導が必要で、計画を立てて治療を行います。
ここ数年で、骨盤底筋体操も全国的に知られるようになってきました。
軽い症状であれば、骨盤底筋体操と内服薬の併用によって症状が和らぐ人も少なくありません。
インターネット上の動画サイトなどで、骨盤底筋体操の動画アップロードされていることがありますが、骨盤底筋体操を行う場合は、専門医による指導が必要です。
過活動膀胱の男性も女性も、自分に合った治療法を選択することが大事です。
低周波治療による治療と病院
最近では、過活動膀胱の治療が思うように進まない方に、低周波治療を行う病院も出てきました。
低周波治療とは電気による刺激で排尿にまつわる筋肉を鍛えて頻尿や尿漏れを改善していきます。
最近では導入しているクリニックや病院も増えましたが、日本ではまだ新しい治療法なのでやっていないところも多いです。
トイレの時に使う筋肉はインナーマッスルですので、鍛えるのが難しいということがあります。
この電気を使った治療で必要な筋肉を効果的に鍛えることができ、薬では改善できなかった頻尿や尿漏れを直していくので、これまであきらめていた患者さんも効果を実感しているようです。
治療の機械を販売している会社のHPに、低周波治療器を導入している医療機関一覧がありました。
見てみると、やはり数が少ないですが一応、HPを載せておきます。
この低周波治療は、原因によっては使えない、効果がない場合もありますので、医師と相談してください。
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