男性の過活動膀胱炎 薬 違い ファイザー、ベシケア、ベニタス、久光

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男性の過活動膀胱の薬の種類は主に2種類

 

男性の過活動膀胱過活動膀胱炎という方もいますが正しくは過活動膀胱)に有効な治療薬には様々なものはあるとされています。

 

それぞれの薬の違いやどんな特徴があり効果的なのか考えてみましょう。

 

 

過活動膀胱の治療薬としては様々なものがあり、また背色々な製薬会社からも数多く製造・販売されています。

 

過活動膀胱炎に有効な治療薬としては主に2種類あるとされており、それが

 

 

抗コリン薬とβ3刺激薬

 

 

です。

 

抗コリン薬は排尿筋の不随意収縮を抑制する薬でβ3刺激薬は畜尿機能を高めて膀胱を弛緩させる作用のある薬とされています。

 

多くの製薬会社から販売されている薬もこれらの薬に分類することができます。

 

 

 

 


男性の過活動膀胱の薬のそれぞれの特徴

 

ファイザー製薬 デトルシトール

 

ファイザーから販売されているデトルシトールは、比較的発売が新しい新規抗コリン薬です。

 

ポラキスやバップフォーなどそれまで過活動膀胱炎に有効だとされていた旧世代の薬に変わって処方されることが多いとされています。

 

特にデトルシトールは、世界でも数多くの国々で使用されている安全性の高い薬であり、副作用が少ないので高齢者などでも使用することが可能です。

 

旧世代の薬と異なる点としては、抗コリン作用としては同じ効果ですが膀胱にだけ選択的に作用するところはそれまでの薬と異なる点です。

 

言い換えれば口の渇きや便秘、残尿感などの副作用が出にくいとされているということになります。

 

 

 

アステラス製薬 ベシケアやベニタス

 

アステラス製薬から販売されているベシケアもデトルシトールと同じく新世代の抗コリン薬です。

 

その中でもベシケアは膀胱に対する選択制が非常に高いことから効果に優れているとされています。

 

 

 

ベニタスもアステラス製薬から販売されている薬ですがこちらβ3刺激薬です。

 

膀胱の平滑筋に存在するβ3アドレナリン受容体を選択的に刺激して、膀胱の弛緩を促進することで膀胱の用量を増やして畜尿機能を高める作用があります。

 

心血管系などの病気で抗コリン薬が使いにくい場合に選択できる薬の一つと言えるでしょう。

 

 

 

久光製薬 ネオキシテープ

 

その他には、久光製薬から販売されているネオキシテープは、ポラキスやバップフォーなどと同じく古くに開発された薬です。

 

それまでの経口薬とは異なり体に張ることで効果を得るタイプの薬です。

 

有効成分はボラキスなどを同じであり、皮膚からゆっくりと吸収されるので一日一回張るだけで安定した薬効が得られるとされています。

 

 

 

 

このように、過活動膀胱炎の治療薬には様々なものがあるとされています。

 

ただ、実際に使用する場合には自己判断で使用するのではなく医療機関の医師の指示に従って使用するのが望ましいと言えます。

 

正しい薬を処方してもらうためには、病院に行って診てもらうだけでなく、自分の症状を事細かに伝えるようにしていくといいです。