男性の過活動膀胱対策 頻尿・尿意切迫感・切迫性尿失禁などの困った症状に

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過活動膀胱は男女ともに見られる

 

中年以降になると、男性でも女性でも、夜間に尿意が生じてトイレに行く人が増えてしまうものです。

 

しかも酷くなると、1度だけでなく、何度も尿意を感じて目覚めてしまい、十分な睡眠が取れなくなるという悪循環が生まれてしまいます。

 

更に昼間も頻繁に尿意を感じる様になり、尿意を感じてトイレに行ったかと思うと、短時間で再び尿意が生じるケースも増えてしまうのです。

 

そんな風に頻尿になると、トイレが心配で車での遠出が出来なくなる等、日常生活にも問題が出たりします。

 

そしてそんな風に頻尿になってしまっている人は、過活動膀胱(過活動膀胱炎ではなく過活動膀胱)になっている可能性が高いです。

 

しかも過活動膀胱は、男性と女性の場合で生じてしまう主な原因に違いがあるので、注意する必要があります。

 


男性の過活動膀胱に多い原因 前立腺肥大症

 

男性の場合は、前立腺肥大により過活動膀胱の症状が発症してしまう事が多いです。

 

というのも前立腺は、膀胱の直ぐ下に存在しており、女性には存在しない器官となっています。

 

そしてこの前立腺は中年以降になると、肥大し易くなってしまい、肥大する事で上にある膀胱を圧迫する様になるのです。

 

その結果、圧迫された膀胱が刺激され、ためた尿をきちんと排出出来なくなったり、膀胱にためる事が可能な尿が少なくなり、頻繁に尿意が生じる様になります。

 


過活動膀胱になったら早めにお医者さんへ

 

そんな風にして過活動膀胱になってしまった場合、病院に行って専門医に治療を行って貰うべきです。

 

そして過活動膀胱の対処法としては、薬により前立腺肥大を抑える等して原因となっている要素を取り除くのが基本だったりします。

 

 

ただしこういった薬は、即効性は期待出来ないので、効果が出始めるまで数ヶ月単位で服用を続ける必要があるのです。

 

もっとも正しく薬の服用を続けても、効かない場合もあります。

 

そんな風に薬が効かない時の対処法は、手術等の大掛かりで厄介な治療となる事が多いです。

 

なのでそういった負担の大きい治療を避けたい人は、頻尿等、膀胱に異変を感じたらなるべく早く、病院に行く事が大事です。

 

 

 

過活動膀胱を改善する薬は、症状が軽ければ軽い程に、高い改善効果を期待する事が可能です。

 

そのため、症状が軽い段階で治療を始める事が出来れば、手術等を用いなくてもきちんと改善効果が得られる可能性が高くなります。

 

なので頻尿の症状が出ている人は、大した問題だと見なして症状を放置しない事が大事です。

 

放置せずに出来るだけ早く治療を開始すれば、大きな負担の掛からない形での改善が実現出来ます。